影 急いで出かけようとして 忘れものに気づいて ブレーキをかけて その拍子に 自転車はバランスをくずして向かい側に倒れ さらに 忘れたものさえ忘れ わたしは口汚くわたしを罵りながら 倒れたはずの自転車をみつめると それは自転車ではなく わたしの影で まだらな分身で 光りに縛られ とら… 気持玉(89) コメント:2 2021年09月25日 詩 ひとりごと 続きを読むread more
遠足で 遠足で 山に登って 頂上の木々に囲まれた 広い波型の野原で遊びまわってくたびれて 木々の途切れた見晴らしの良い草の上にすわりこんで 下を眺めます ちいさな家々が連なって 田畑があちこちに散らばって かすかに曲がった道路がわかれてくっついて 動かない川はうすい灰色の線になって そこに 汽車… 気持玉(96) コメント:0 2021年09月18日 詩 ひとりごと 続きを読むread more
『やばい』 雨 駅まで歩いていくには雨脚がつよすぎて バスを待つ 狭いバス通りで タイヤが長年かけて削った細長い水たまりがあちこちにできていて 多くの車はスピードを緩めてくれるが なかには激しくエンジン音をならし 水をはねていくものもあって その際には バス停の背後の塀に近づいて道路から離れようとするが… 気持玉(56) コメント:2 2021年09月11日 詩 ひとりごと 続きを読むread more
泣き笑い おいらがこの世にある限り 『なぜ』と『もしも』が寄せては返し 夢と現の混じりあい おいらは あそこで『なぜ』あんなことをしたのか 拠りどころはこれといってなかったのに どうでもいいってでたらめの池で 浮き沈みしていたから 風まかせで おたまじゃくしの岸辺に流され ついでに なんとなく這い上がり … 気持玉(30) コメント:2 2021年09月04日 ひとりごと 詩 続きを読むread more